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「第29回シールラベルコンテストラベル」結果発表

2019.11.22

2019年第29回シールラベルコンテストの結果発表並びに表彰式が10月25日(金曜日)第61回年次大会・びわ湖大会(滋賀県大津市)の式典の中で行われた。
同コンテストには傘下の組合員、会友の内、57社101作品の応募があった。(前回は49社93作品)
第1次審査並びに第2次審査を経て、経済産業大臣賞1点、経済産業省商務情報政策局局長賞2点、一社日本印刷産業連合会会長賞2点、全日本シール印刷協賛会会長賞2点、全日本シール印刷協同組合連合会会長賞7点、技術特許委員会賞1点、優秀賞15点が決定した。
最高賞の経済産業大臣賞には潟Tニー・シーリングのアイデア開発部門の作品が受賞し、同社は15年ぶり3回目の受賞となった。 コンテスト結果表、応募一覧表、講評、主な作品のデータはそれぞれ次のとおり。

第29回シールラベルコンテスト応募状況(確定版)

応募社数 57社(49社) 作品数 101作品(93作品)
自由課題 38作品(40作品) 規定課題 63作品(53作品)
平圧25作品(20作品)
輪転38作品(33作品)
北海道 2社4作品 東海北陸 4社8作品
東北 5社10作品 京都 6社9作品
正札 12社24作品 大阪 13社18作品
ラベル 5社9作品 九州 8社15作品
神奈川 2社4作品    

(  )は昨年値

北海道協組:款モクニ、北海シーリング
東北協組:棺トー、精英堂印刷梶A進和ラベル印刷梶A津軽印刷梶A級H後シール印刷
正札協組:棺トー、三協シール印刷梶A愛媛紙販鞄結梹x店、許村企画、澗カラ、サトーインプレス梶Aシーベル産業梶A澗カヨシ、大輪印刷梶A蒲F功社、且R梨シール印刷、臼井印刷
ラベル協組:棺ンメック、鞄本ラベル、旧英堂シール印刷、竃k島シール印刷所、泣Tン技研
神奈川協組:旧[佑社、干スカ
東海北陸協組:且O共シール、古川印刷梶A褐金属印刷所、葛ヲ栄テクノス
京都協組:椛蜥ホシール印刷、葛椏sシールレーベル、三浦シール印刷梶A鞄圏mレーベル、坂本シール、共栄紙工
大阪協組:カンサイタカラ印刷梶Aアサヒラベル梶A滑ロ紀印刷、橋ムユープリント、西田印刷所、ミラクル工業梶A鞄東社シール事業部、澗゙イキョウ、幹ンパムシール、褐b比須堂印刷、肝゚ライム・ハラ、ラベルック株式会社、棺トー
九州協組:滑ロ信、葛繽Bクラフト工業、兜珠印刷、萬誠社印刷梶A椛n美、棺ニー・シーリング、拒蜿ケ印刷所、棺トー

第29回シールラベルコンテスト講評一覧

経済産業大臣賞 作品705 アイデア開発部門

一見すると普通の管理用ラベルですが、このラベルの特徴は3種の異なる粘着剤のラベルを隙間なく配置しているところにあります。1シートに3種セットにすることにより、あとで追い刷りをする可変部分も1度に印刷でき、ユーザーもこのシート1枚で一括管理できる機能性も備えています。印刷に関しては大きな特徴はありませんが、シールラベル印刷の要とも言える抜き加工・貼り合わせ加工の点で特に優れていることから、今回の最優秀作品として選ばれました。印刷のデジタル化が進んでいく昨今ですが、それ以外の加工の部分に関してはシール製造業者ならではの工夫をまだまだこらせるという事を改めて認識させられる作品です。

経済産業省 商務情報政策局長賞 作品213 レタープレス(間欠式輪転凸版印刷)

日本酒のラベルですが、こちらは限定品としてとても手の込んだラベルになっています。透明の素材にスミベタ白抜きで一見地味にも見えますが、瓶の地色や光の透け具合を生かすために質感を高めるリッチブラックやツヤニスで表現されています。デザイナーさんの印刷知識とオペレーターさんの印刷技術がハイレベルにまとまっています。複数回通しでも見当精度もしっかりしていて、とても優秀な作品だと思います。

経済産業省 商務情報政策局長賞 作品301 オフセット

素材の風合いを生かした日本酒のラベルです。オフセット印刷のみで箔押しの雰囲気を出していて、そこにニスやエンボス加工で表情を加えられています。非常に細かい模様の表現を印刷精度がしっかりと支えていて、オフセット印刷ならではの繊細な印刷です。デザインのバランスも良く、商品が陳列されている中でもひと際目を引くラベルだと思います。

規定課題(平圧)講評

今年の課題は平圧機ならではの加工をという事で、エンボスデボス加工をデザインに盛り込んでみました。金消しホイル紙に赤ベタ+スミ(網点有り)の重ね刷りがあり、複合要素も盛り込んでみましたのでなかなか手ごたえを感じることが出来たかと思います。採点をしていて各作品を手にしてみても、普段よりやり慣れている方とそうでない方とで随分と仕上がりが違ったようにも見受けられました。そのような状況でしたが上位作品はどれも甲乙付け難く、最後はエンボスデボスの出方のバランスやスミ網の出方などで細かい採点をする事となり審査員も皆熟考しておりました。これを機に平圧機ならではの加工によるシールの付加価値アップにつなげられるようなご提案を顧客に出来るようになればと思います。

規定課題(平圧)講評

今回の平圧規定課題はシンプルに上質紙を使った特色3色のラベルの印刷でした。ただシンプルとは言っても、特色3色の色合わせや検討合わせのシビアさに加えて細かい網点も入っていたりと、押さえるべき要素は盛りだくさんだったと思います。それら複合的要素をオフセットの印刷物を目標にして高いレベルに仕上げるのは実際に大変なことで、上位入賞作品でも点数に開きがありました。近年の規定課題の内容と比べるとわかりやすい印刷であった半面、日ごろからいかに気を使って作業をしているのかが結果に反映されていたように感じました。製版のクォリティももちろん必要な要素ですが、材料やインキも含めてそれら素材を最大限に生かせる印刷技術をこれからも磨いて頂ければと思います。

規定課題(輪転)講評

輪転規定課題もシンプルにプロセス4Cのデザインでした。オフ校に合わせる以上、色合わせにはもちろん気を使われていたようですが、ちょっとした検討のズレ(特にY版)と製版の出来具合で特に仕上がりに差が出たように思います。右下部分の消印がハッキリと白抜きになっていたのでそこにばかり注視して版のネジレが疎かになってしまったり、空や海の色に気を取られて花火の色合いがズレてしまったものもありました。製版では特に雲の部分の網点の再現性で差が出ていたように思います。その点も含めて、自社製版でやられている方が若干有利かとも感じましたが、上位常連の製版会社さんはそれと大差ない仕上がりの製版をされていたように思います。採点差は平圧ほどではありませんでしたが、それでも上位作品に点差が表れていました。こちらも日ごろの作業内容が反映された結果になったと思いますが、シンプルなプロセス4Cだからこそ、紙や時間のロスを出さないように気を付けて作業に取り組んでください。
 それと今回は規定課題(平圧・輪転とも)において、普段より技術勉強会に参加されている方が多く受賞されておりました。日々の向上心がその結果に結びつき、審査する側としても嬉しい事でした。

自由課題講評

今回の最優秀賞(経済産業大臣賞)には加工部分に特徴のある作品が選ばれました。詳細は各賞講評に記しますが、シールラベル製造の肝である抜きや貼り合わせの技術は、今後デジタル機が増えていくであろうこの業界においても確実にその会社の売りになることは間違いないでしょう。その他上位入賞作品に関しては、通常の印刷プラスαの技術を使われているものがやはり目を引きます。そのプラスαの技術というのは必ずしも特殊な機械や材料が無ければ出来ないとは限らず、一手間をかけることで多くのシール印刷業者が加工できるものが少なくないです。そういった技術を多くの皆さんが理解・習得し、お客様やデザイナーさんと一緒になってものづくりに取り組まれますと、より良い製品が作れることと思います。デジタルでの作品に関しまして、現状ではちょっと行き詰まり感を感じるところがありました。仕上り品質がまぁまぁ良いものであったり、ちょっとした可変ラベルであるくらいだと今後は入賞は厳しくなってくると思います。平圧部門は相変わらず点数は少ないですが、その分仕上がりの良い作品は入賞しやすいかと思います。次回も審査員を唸らせる作品が多くエントリーされるよう期待しております。







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