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第27回シールラベルコンテスト〜第59回年次大会・東京大会で結果発表

2017.10.13

連合会は10月13日(金)京王プラザホテルにて開催された第59回年次大会・東京大会で「第27回シールラベルコンテスト」の表彰式を開き経済産業大臣賞の進和ラベル印刷株式会社をはじめ各入賞作品に表彰状を授与した。また、年次大会の会場では応募全作品の展示披露も行われた。

同コンテストは5月20日から7月20日を応募期間として開催され、全国の組合員・会友から、55社93作品(昨年61社113作品)の応募があった。このうち応募に際して特別な制限がなく技術・デザイン両面を評価する自由課題には34作品(昨年45作品)、連合会の技術・特許委員会が用意した版下データを用いてレタープレスの技術を競う規定課題の平圧部門は27作品(昨年28作品)、同輪転部門への応募数は32作品(昨年40作品)だった。

同コンテストの第1次審査は7月28日(金)東京・東上野の全日本シール印刷協同組合連合会の3F会議室において各協組1名の技術・特許委員9名全員が参加して行われた。同審査会では、最初に鶴田委員長から審査基準の説明があり、「基本技術点」「応用力」を審査・採点して上位20作品を選んだ。

第2次審査は、8月8日(火)東京・上野精養軒において、経済産業省2名、一般社団法人日本印刷産業連合会2名、全日本シール協賛2名、計6名を審査員として招き開催された。審査員は、第1次審査会で得点上位の自由課題20作品・参考として規定課題それぞれ最上位作品2作品が参考出品されて、印刷技術やデザイン等を評価して最も優秀と思われる作品を1つ(各自5点加算)、優秀と思われる作品を3つ(各自2点加算)選出した。

その結果、総得点第1位の経済産業大臣賞は進和ラベル印刷株式会社の作品に決まり、同社は16年ぶり2度目の受賞となった。経済産業省商務情報政策局長賞は精英堂印刷株式会社の2作品(2.3位)が選ばれた。一般社団法人日本印刷産業連合会会長賞は株式会社丸信の2作品が選ばれた。全日本シール印刷協賛会会長賞には株式会社プライム・ハラ、サトーインプレス株式会社の2作品が選ばれ、それぞれの表彰は、第59回年次大会・東京大会(平成29年10月13日)にて行われた。

表彰式では、経済産業大臣賞の進和ラベル印刷株式会社をはじめ各入賞作品に表彰状が授与され、それらを含めた応募全作品の展示披露も行われた。

第27回シールラベルコンテスト応募状況(確定版)

応募社数 55社(61社) 作品数 93作品(113作品)
自由課題 34作品(45作品) 規定課題 59作品(68作品)
平圧27作品(28作品)
輪転32作品(40作品)
北海道 1社3作品 東海北陸 4社4作品
東北 5社10作品 京都 8社12作品
正札 14社24作品 大阪 10社16作品
ラベル 5社7作品 九州 8社17作品
神奈川 0社0作品    

(  )は昨年値

北海道協組:款モクニ
東北協組:サトープリンティング梶A津軽印刷梶A三協タックラベル梶A精英堂印刷梶A進和ラベル印刷
正札協組:サトープリンティング梶A三協シール印刷梶A愛媛紙販鞄結梹x店、棺ンメック東京支店、澗カラ、サトーインプレス梶Aシーベル産業梶Aヒカリ紙工鞄結梔c業所、鞄c中シール印刷、澗カヨシ、大輪印刷梶A田中美術印刷梶Aナカハラプリンテックス梶A尭キワシール印刷所
ラベル協組:棺ンメック、鞄本ラベル、興ン技研、サトープリンティング梶A旧英堂シール印刷
東海北陸協組:東海シール梶A且O共シール、鞄本管理ラベル飯田工場、滑笂cレーベル
京都協組:三浦シール印刷梶A恭オキシール印刷、椛蜥ホシール印刷、葛椏sシールレーベル、巨シ野シール、坂本シール、恭ートレーベル印刷、贋ン誠社印刷工業所
大阪協組:カンサイタカラ印刷梶Aアサヒラベル梶Aラベルック梶A滑ロ紀印刷、シバタセスコ梶A橋ムユープリント、西田印刷所、勝和印刷梶A澗゙イキョウ、肝゚ライム・ハラ
九州協組:滑ロ信、観ツザキ、葛繽Bクラフト工業、サトープリンティング梶A兜珠印刷、元屋印刷梶A棺ニー・シーリング、拒蜿ケ印刷所

第27回シールラベルコンテスト講評一覧

経済産業大臣賞 講評 作品301 オフセット印刷

贈答用さくらんぼの木箱の蓋に貼るラベルです。重厚感あふれるデザインが多い中、割とすっきりしたデザインが好印象だったようです。印刷の仕上がりもさることながら、箔押し部分が特に綺麗に出ていて、高級感あふれるとても印象に残る作品でした。山形の有名なさくらんぼの品種「佐藤錦」を見事にアピールされていて、経済産業大臣賞に相応しい作品であると認められます。

経済産業省 局長賞 作品406 複合印刷(オフセット型押し)

純米大吟醸酒「山法師」の発売20周年記念ラベルです。背景の織物風にデザインされた柄がとても印象的でした。全体的にトーンは暗めですが、型押しとリオトーンをうまく使って立体的な雰囲気を再現しています。左側のリッチブラック(プロセス4色掛け合わせ)による印刷精度も背景と同様申し分なく、限定物の純米大吟醸酒を表現したとても落ち着きのある作品で、経済産業省局長賞に相応しい作品であると思います。

経済産業省 局長賞 作品405 複合印刷(オフセット型押し)

大吟醸酒「千歳鶴」のラベルです。こちらはNo.406と同様にオフセット+リオトーン+型押しですが、打って変わって女性杜氏らしい華やかなデザインです。基材のツヤ感と白で止める部分のバランスがよく、とても艶やかな印象が残る作品です。フィルム基材への型押しも綺麗に出ていて、経済産業省局長賞に相応しい作品であると思います。

規定課題(平圧)講評

今年の課題は前回の超難題(ホイル紙に重ね刷り)とは打って変わって、一見とてもシンプルなデザインの課題になりました。肝になったのはもちろんグラデーションの部分でしょう。今回はオフ校に合わせるということで難易度が上がりましたが、製版の精度もさることながら、しっかり印圧を逃がしてある作品はとてもスッキリと仕上がっていました。特色の調色もしっかりできている物は網点がにじみなく綺麗に出ていました。それとこの規定課題以外の印刷物全般的に言えることですが、黄色や薄い色はどうしてもインキ量を多く出してしまいがちな傾向があるため、今作でいうと六角形の標識の中の網点がにじんでいるものが多くみられました。この点を見当精度も併せて注意するのがコンテストで上位入賞するポイントの一つかもしれません。次回以降、平圧らしい加工(エンボス加工や抜き加工)も取り入れた課題を提案できればと思っています。

規定課題(輪転)講評

今回は全半抜きという規定課題初の試み、特3色でのかけ合わせなど、実用的でシンプルなデザインながらも採点箇所が盛りだくさんの課題になりました。まず印刷ですが、オフ校のインキ量がやや多く盛られていたためか、普段から綺麗に印刷されているオペレーターさんにとっては逆に合わせづらいサンプルだったかもしれません。そんな状況においてもDTPでのデータ補正で見事に色調を合わせた作品もありました。さて抜き加工ですが、皆さん今回の一発抜きをどのような刃型で挑まれたでしょうか?全抜きと半抜きを送り刃で抜くか、全半抜き一体の組刃を使われたか。いずれにしても見当精度の甘い作品が少なからず見受けられました。シール印刷は抜き加工も重要なポイントですのでここはきっちりと仕上げていただきたい所です。なお審査の都合上台紙の抜きムラのチェックまでは出来ませんでしたが、くれぐれも刃の食い込みなどが無いように普段から気をつけましょう。次回以降も輪転課題はどうしてもかけ合わせの作品になるかとは思いますが、前回のようにあえて色カンプを準備しないでみたり、今回のようにオフ校に合わせるよう指示したりと、実際の現場でもありうる状況を見事にこなしていただければと思います。

自由課題講評

自由課題では凸版輪転部門やオフセット部門では印刷技術はどの作品もレベルが高く、昨今はデザイン勝負になってきているように感じられます。また出品点数も多いために入賞するのはなかなか大変です。それに引き替え平圧部門は出品点数も少なくなってきてしまいましたが、それでも出て来る作品は他の印刷方式にも引けを取らないようなすばらしいものであることが多いです。オペレーターさんとしても平圧機で入賞出来ればとても励みにもなるのではないでしょうか。また近年デジタル作品の出品も増えてきました。印刷方式の違いによっても仕上がり具合は随分変わってきますが、デジタルであることの優位性とデジタルの欠点を見受けられないような素晴らしい作品が出て来ることを今後も期待します。

第27回シールラベルコンテスト作品一覧

経済産業大臣賞
進和ラベル印刷
経済産業省商務情報政策局長賞
精英堂印刷
経済産業省商務情報政策局長賞
精英堂印刷
(一社)日本印刷産業連合会会長賞
滑ロ信
(一社)日本印刷産業連合会会長賞
滑ロ信
全日本シール印刷会長賞
肝゚ライム・ハラ
全日本シール印刷協賛会会長賞
サトーインプレス
 






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