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世界ラベルコンテスト2023

L9(世界のラベル協会)主催の「世界ラベルコンテスト2023」は、世界ラベルコンテスト審査会(Tony White審査委員長=FINAT)らで、2023年9月23日ベルギー・ブリュッセルにて、JFLP(日本)をはじめとして、FINAT(欧州)、TLMI(北米)、FPLMA(豪州)、SALMA(ニュージーランド)、CPA(中国)、インド(LMAI)の世界のシールラベル印刷7団体が参加して行われた。

同審査会では、JFLPから派遣されたリンテック株式会社常務取締役の吉武正昭氏ら7名の審査員によって、カテゴリー1から順にカテゴリー22まで審査を行い「サンプル配布と説明」「各審査員からのコメントや指摘」を経て「審査員全員の合意」によってそれぞれの結果が決まった。 JFLP)からは6部門で「最優秀賞」、2部門で「審査員特別賞」の8部門で入賞した。

最優秀賞

レタープレス線画〜有限会社竹内紙器製作所

このラベルは、銀行券の印刷でよく使われる、2色を合成する「スプリット・ファウンテン・プリンティング」によって、1つの版から2色で印刷されている。比較的シンプルなイメージに奥行き感を与えるため、かなりざらざらした表面の紙が使用された。ラベル印刷の興味深いコンセプトである。

レタープレスカラープロセス〜株式会社サトー

このダイナミックなラベルは、一年の初めに行われる日本のお祭り「蘇民祭」を描いている。松の木に火を焚き、その火の粉を浴びることで、前向きな未来が訪れることを願う!この行事は1000年以上続いている。印刷は4色刷り。再現の問題を避けるため、印圧には特に注意が払われた。トーンワークのグラデーションとともに、見当精度が特に優れている。

レタープレスワイン酒〜株式会社大槻シール印刷

うまく印刷されたトーンワークが雰囲気を添える繊細なイメージの楽しいラベル。モノクロの外観は、2色の箔押しによって緩和された。下地が綿のような紙の表面でランダムな凹凸があるため、黒ベタの印刷には柔らかい樹脂版を使用した。雰囲気のあるラベルに仕上がった。

オフセットカラープロセス〜進和ラベル印刷株式会社

一見すると、5色+箔押しで印刷された比較的シンプルなラベルに見える。もっと掘り下げてみると、もっと多くのことがあることがわかる。ラベルの中央部分はCMYKで印刷され、日本語の文字が反転しているため、見当合わせは非常に正確でなければならなかった。家紋の箔押しと箔文字の周りにはライオトーンがあり、これも見当を正確に合わせる必要があった。黒い印刷部分のマットな落ち葉が微妙な面白さを加えている。素晴らしいラベルだ。

複合カラープロセス〜株式会社京都シールレーベル

この端正でカラフルなラベルは、4色+金箔で印刷され、背景にはお茶の風味だけでなく、その年の季節を表す繊細なビジーデザインが施されている。

複合ワイン酒〜株式会社丸信

シルバーマットのホイル紙に5色を2パスで印刷した、とてもにぎやかでカラフルなラベル。見当は非常にタイトで、細い線を印刷するのは難しかった。2色のトーン・パターンがゴールドとシルバーの背景に形と面白さを加えている。

審査員特別賞

フレキソカラープロセス〜株式会社サニー・シーリング

このシャープで輪郭のはっきりしたラベルは、フレキソ印刷の最良の状態を示している。周囲の背景をぼかし、視線がメインイメージに集中するようにすることで、メインキャラクターに臨場感を与えている。PETラミネートのフィルム基材にシングルパスで印刷された。

オフセットワイン酒〜進和ラベル印刷株式会社

煌めく星空と灯台を含む黒いスカイラインが描かれた雰囲気のある夜景が第一印象だが、ラベルを斜めにして待つと、マットニスで印刷された隠れた船が姿を現す。ホログラム箔を加えた5色刷り。日本語の文字もはっきりとしている。このラベルは非常によく印刷された素晴らしいラベルである。

 
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